ハザードマップDX計画について
愛知工科大学情報メディア学科の学生として、行政が抱えるさまざまな課題を工学の技術を用いて解決案を考えるPBL授業「地域復興プログラム」に参加してきました。
このプログラムの一環として、私は幸田町のハザードマップのデジタルトランスフォーメーション(DX)計画に取り組みました。
ハザードマップのDX計画に取り組んだ理由は、幸田町のハザードマップはPDF形式で提供されているため、スマートフォンでの閲覧に適しておらず、緊急時に迅速に避難所を見つけることが難しい状況であったからです。
この問題を解決するために、幸田町専用のハザードマップサイトを開発し、区域別に避難所を検索できる機能と、Googleマップと連携して避難所までのルートを案内する機能をWebサイトに実装しました。
また、幸田町防災安全課の大井さん、大竹さん、久保田さんの3名とのヒアリングを通じ、サイトの使い勝手やさらなる改善点について貴重なフィードバックを得ることができました。
提案された改善点には、災害時のルート案内の正確性・安全性への懸念点や、日常利用も視野に入れたスマホアプリ開発などがありました。
1位になることが出来ました!!
1月19日「地域振興プログラム」では蒲郡市と幸田町の企画政策課と連携し、行政で困っている課題に対する解決案を8チームが発表し、学内外の審査員による審査が行われました。
審査の結果1位は「ハザードマップDX計画」でした。審査員の幸田町企画政策課職員からは「アイディアや着眼点がチームごとに異なり、公共交通1つにしても様々な解決策が出てきて、楽しめると共に考え方について参考になりました。」と感想をいただきました。
愛知工科大学, https://www.aut.ac.jp/news/11273/